焼き鳥は日本の伝統的な料理です。鶏肉のさまざまな部位を一口大に切って串に刺し、専用の炭火グリルで焼き上げます(ガスで焼いた焼き鳥は劣るとされ、実際味も落ちます)。日本では非常に一般的な屋台料理であり、居酒屋や専門店ならどこでも味わえます。妻も私も焼き鳥が大好きで、どんな片隅の店でも見つかるうえ、驚くほど手頃な価格で、何より本当においしいのです!日本にいる間、ラーメンと焼き鳥は私にとって欠かせないソウルフードだと言えます。

(日本ではこのような焼き鳥屋を簡単に見つけられます。出典:photoshelter.com)
焼き鳥を焼くのは簡単そうに思えて、自宅で試してみることもあるでしょう。しかし、結果は期待はずれに終わることが少なくありません。その鍵を握るのは、特別なコンロ(珪藻土製)と備長炭なのです。

(日本の焼き鳥。出典:glebekitchen.com)
奥能登のコンログリル
最も本格的な焼き鳥用コンロは持ち運びにも便利で、石川県能登半島産の「珪藻土」と呼ばれる特殊な断熱材を使用しています。珪藻土は優れた断熱性を発揮して熱を内部に閉じ込め、高温を維持します。これこそが美味しいバーベキューに不可欠な要素です!さらに重要なのは、最高1200℃に達する高温を実現できる点で、富山湾の海底から採取された天然の珪藻土が使われています。天然素材であるため、産地不明の素材で作られ有害物質を含む可能性のある製品とは異なり、コンロの壁から有害物質が溶け出す心配がありません。壁厚が5cmあるため、スチール製のグリルと比べて外側の表面温度も低く抑えられます。

珪藻土素材から放たれる安定した高熱により、鶏肉を完璧に焼き上げることができます。
備長炭
コンログリルに加え、完璧な焼き鳥にもう一つ欠かせないのが「備長炭」と呼ばれる特別な炭です。

(備長炭で焼かれる鶏もも肉。写真提供:Steve Dolinsky氏、pri.org)
備長炭(備長炭)は日本の白炭とも呼ばれ、伝統的な調理に使われる最高級の炭とされています。日本のウバメガシを原料とし、専用の備長窯で約1000℃の高温で最長14日間かけて焼き上げられます。非常に手間のかかる工程です。

(窯から出したばかりの備長炭はまだ燃えるように熱いです。出典:BBC Travel)
できあがった炭はほぼ100%炭素で構成されており、燃焼時の煙が極めて少なく、灰もほとんど残りません。また、炭同士を打ち合わせると独特の金属音がします。約1200℃という非常に高い温度を生み出し、数時間にわたって安定した熱を放出し続けます。無臭で純粋、高火力かつ長時間持続する熱が食材の旨味を最大限に引き出すため、備長炭は日本の一流焼き鳥店に愛用されています。

(高級紀州備長炭)
日本国内における備長炭の総生産量は年間約1800トンで、そのうち最高峰とされる紀州産はわずか3%にすぎません。消費者の皆様には、ウバメガシ以外の木材を使い、伝統的でない製法で日本国外で製造された偽物の「備長炭」にご注意いただきたいところです。そのような炭は十分な熱量を得られず、すぐに燃え尽きてしまいます。
まとめ
仕込みによく切れる包丁が必要なように、ご自宅で完璧な焼き鳥を楽しむためには、本格派の日本製コンロと相性の良い備長炭が必須アイテムです。
詳細情報:
焼き鳥レシピ、BBC Travel 備長炭特集、Wikipedia(備長炭)、Washington Post 備長炭記事:
