Prahran, VIC store now open from Friday to Tuesday, 10am till 6pm.

職人

土井敬次郎

Keijiro Doi at the spring hammer. Photograph: Suisin.
Keijiro Doi at the spring hammer. Photograph: Suisin.

土井敬次郎

鍛冶 大阪府堺市 故人
Profile

物語

土井敬次郎は三代続く鍛冶の真ん中の世代であり、ほとんどの人がその名を知ることはありません。

土井鍛冶は、一雄、敬次郎、逸男と続きます。初代の一雄(土井一雄)は1897年生まれで、堺では幻の名匠として記憶されており、刃物に刻まれるよりも会話の中で語られることの方が多いほどです。三代目の逸男は今も現役で鍛造を続けています。敬次郎はその間に位置し、息子が現在立つのと同じ工房である、堺にある青木刃物の三宝工場で働いていました。

青木刃物自身の職人紹介ページでは、「名匠と謳われた父」として称えられ、逸男が彼の下で修行し、一族に伝わる「秘伝の技」を受け継いだと記されています。これが製作者として公に語られている彼のすべてであり、しかも彼自身のページではなく息子のページに書かれています。

彼の包丁を販売してきた人々に聞けば、彼が記憶されているのは青二鋼の柳刃です。小売店のリストでは、長年にわたり青木刃物製作所の青二鋼片刃シリーズを鍛造した功績が認められており、同じ鋼材で飛燕剣型柳刃を鍛造する逸男が後継者として名前を連ねています。私たちはこれを製作者に確認できていないため、公式な記録というよりは業界の記憶として捉えてください。

所有者たちの評価は、カタログの記載よりも具体的です。フォーラムでは、彼の包丁は見事、非常に出来が良い、最高級の片刃、そして美しくも繊細な鏡面仕上げといった言葉で語られます。最後の「繊細」という言葉には重要な意味があります。それほどまでに精緻な仕上げは、傷がつきやすいということでもあるからです。

彼の名前には二つの栄誉が結びついていますが、どちらも確定したものではありません。ある工房の報告書によると、彼は1987年に旧省庁指定の制度下で伝統工芸士に認定され、1997年春には叙勲を受けたとされています。叙勲についてJamesに問い合わせた際、記憶ではなく調査結果が返ってきましたが、彼自身も製作者に直接確認すべき事項として指摘しました。そのため、これは確定した経歴としてではなく、未解決の疑問として残っています。

彼は2017年11月12日の午後に亡くなりました。大阪の包丁専門店である水心(Suisin)が訃報を発表し、享年90歳でした。

Gallery

写真で見る

水野が公開した土井啓次郎氏の写真

Keijiro Doi finishing a blade at the anvil in his Sakai forge, photographed by Suisin
01Keijiro Doi finishing a blade at the anvil in his Sakai forge, photographed by Suisin
Keijiro Doi outdoors in later life, laughing by a van, photographed by Suisin
02Keijiro Doi outdoors in later life, laughing by a van, photographed by Suisin
Lineage

関係図 職人系譜

Masters, family, and the brands between them. Every line is a verified fact from our research. Tap a node to light up its connections and read its story.

人物 ブランド 工房 ━ ファミリー ┅ 師事 ━ 鍛造 / 研ぎ

よくあるご質問

土井敬次郎とは

土井敬次郎は、大阪府堺市を拠点とした鍛冶職人です。青木刃物製作所の三宝工場(堺實光ブランドの製造元)で鍛造を行いました。

青木刃物製作所の職人紹介ページでは、名工として、また土井逸夫の師であり父として紹介されています。2017年11月12日、90歳で逝去しました。

土井敬次郎の勤務地

土井敬次郎は大阪府堺市で活動し、青木刃物製作所の三宝工場(堺實光ブランドの製造元)で鍛造を行いました。現在は息子の土井逸夫が同工場で鍛造を行っています。

土井敬次郎と土井逸夫は親族関係にありますか?

はい。土井敬次郎(Keijiro Doi)は土井逸夫(Itsuo Doi)の父であり、師匠でもあります。青木刃物の職人紹介ページには、逸夫が父に師事し、その鍛造技術を習得したことが記されています。

土井敬次郎は鍛冶師の一族か?

はい。土井鍛冶所は三代にわたります。初代・土井一雄、二代目・土井敬次郎、そして三代目・土井逸夫です。敬次郎氏は父・一雄氏と息子・逸夫氏の間にあたる二代目でした。

本情報は執筆時点で正確であることを確認しておりますが、公式文書ではなく、予告なく内容が変更される場合がございます。お気づきの点がございましたら、お知らせください。速やかに修正いたします。