職人
田中誠貴
田中一之刃物製作所
物語
この工房は鎌作りから始まりました。田中源太郎氏は屋号「源」で鎌の製造を開始し、1946年に「田中勉鎌製作所」へ改称。2000年には現在も続く「田中一之刃物製作所」となりました。これらはいずれも社名であり、個人名ではありません。古い社名が創業者名として語り継がれることがありますが、ここでは事実を明確にしておきます。
現在の代表である田中誠貴氏(1977年3月24日生)は、1996年に福井県武生の清水刃物に入社。現在は兵庫県三木市別所町石野875番地で作業場を構えています。父親の名は一之(かずゆき)氏で、社名の中間にある二文字と同じですが、2000年の改称が氏に由来するかを示す資料はなく、確認できない事項としてそのまま記します。
氏の銘は「誠貴作」。使用鋼材には青二鋼、同鋼の八層クラッド、粉末ステンレス鋼、銀三鋼、V金10号、V金10号積層材、16層ステンレス積層材などがあり、単一のハウススチールではなく七種類の異なる鋼材と構造を採用しています。
完成した包丁は氏一人の手によるものではありません。研ぎと仕上げは複数の職人が担当しており、個々の記録が残っていないため、特定の仕上げ職人名を挙げることはできません。柄は西原貞雄氏が製作。「誠貴作」の刻印がある包丁は、刻印以上に多くの人の手を経ています。
氏の座右の銘は「質実剛健」。鍛冶仕事以外では熱心なアニメファンであり、『NARUTO』や『ガンダム』などのアニメコラボレーションを多数手がけています。車好きでもあり、日常の足にはキャンバー角をつけた小型レーシングカーを使用していますが、それらが刃物の切れ味に影響することはありません。しかし、その向こう側には確かな人物が存在しており、それは刻印だけでは伝わらない部分です。
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関係図 職人系譜
Masters, family, and the brands between them. Every line is a verified fact from our research. Tap a node to light up its connections and read its story.
Stories
2014年日本旅行:三木市、田中・西原工房1日目:大阪に遅く到着したため、翌朝は早起きしました。最初の訪問先は西原氏の工房で、神戸からほど近い三木市にある田中打刃物のすぐ隣にあります。西原氏は三木市の刃物業界で尊敬される重鎮であり、彼のハンターナイフは日本国内で非常に人気があります。私がオーストラリア産の美しい杢目のリングド・ギジー材の大きな塊をお見せすると、彼はすぐに小片を切り出して確認してくださいました :)彼からは、良質なデザートアイアンウッドの見分け方を教えていただきました(このナイフ、見覚えがありませんか? :D)数年前に故・田中一之氏がメキシコから買い付けたデザートアイアンウッドの在庫が豊富にあります。そして柿もとても美味しくいただきました!土曜日だったため田中氏ご本人はおられませんでしたが、田中打刃物の工房を見学しました。ただ、写真はまだここにアップロードする準備ができていません。ストーリーを読む
エルゴノミクスと包丁のバランス「この包丁とあの包丁、何が違うの?」 キッチンで同じ用途に使える包丁を選ぶとき、誰もが抱く疑問です。特に初めて包丁を購入する方にとっては、2本の包丁がほぼ同じに見えることもあるでしょう。何が違うのかが分からなければ、比較するのは正直難しいものです。もしあなたがそう感じているなら、この記事が包丁を比較する上で非常に重要なポイント、すなわち「バランス」について紹介できればと思います。 料理での私の経験 私は自宅で黒﨑の牛刀を1年半以上使用しており、野菜の千切りやみじん切りから、肉の塊のトリミングや切り分け、鶏肉の解体、魚の三枚おろしまで、あらゆる用途で使ってきました。素晴らしい万能包丁で、今でもほとんどの調理作業で最初に手に取る包丁です。 左:私の黒﨑牛刀(2018年4月)、右:黒﨑で三枚おろしにした鮭一尾 しかし最近、週末に試すために田中牛刀を自宅に持ち帰りました。限られた時間を最大限に活用するため、日曜の朝にキムチを作ることにしました。キムチ作りは、人参、大根、玉ねぎ、長ネギなどの野菜を切り、かなりの量のにんにくを使って辛味ペーストを作るという手間のかかる作業です。そのため、この試みは、長時間の下ごしらえ作業における田中包丁の機能性と快適性を試す絶好の機会となりました。 自宅で試した田中牛刀 同じくらいの時間、黒﨑を使用した際には、小指の付け根あたりの手のひらが疲れていることに気づきました。一方で、田中は全く疲れを感じさせずにすべての野菜を処理してくれたのです。不思議なことに、田中は黒﨑よりも手に持った感じが軽く感じられましたが、その理由ははっきりとは分かりませんでした。KSのショールームに戻り、その違いを調査することにしました。 比較には、テスト用に自宅へ持ち帰った田中銀三鋼 240mm 牛刀と、ショールームに展示されていた黒﨑 R2 240mm 牛刀を使用しました。 包丁の重量を量る まず、田中が黒﨑よりも物理的に軽いのかどうかを確認する必要がありました。2本の包丁の重量を量ったところ、田中は185g、黒﨑は実際には184gと、黒﨑の方が軽いことが分かりました。つまり、田中が軽く感じられたのは物理的な重さによるものではなく、人間工学と包丁のバランスによるものであることが確認できました。 左:185gの田中、右:184gの黒﨑 人間工学 人間工学とは、製品の快適性と使いやすさを保証する設計の質に関するものです。包丁においては、握ったときの快適さが含まれ、その主要な要素の一つがバランスです。これには、包丁のバランス軸の位置と、握り方によって生じる支点という2つの要素が関わってきます。...ストーリーを読む
田中一之刃物製作所 青二鋼 ステンレスクラッド 新入荷田中一之刃物製作所の包丁は、その優れたコストパフォーマンスで多くの方に愛されています。特に青二鋼ダマスカスシリーズは、青紙鋼への卓越した熱処理と抜群の切れ味により、長年にわたり代表的な製品の一つとして支持されてきました。しかしながら、ユーザーの皆様からのフィードバックによると、鉄のクラッド材が反応しやすく、また刃体をもう少し薄く研削することでさらに性能が向上するとのご意見もございました。この課題を解決するため、ステンレスクラッド仕様のバリエーションを開発することにし、昨年田中氏よりごく限定数のロットを提供いただきました。市場での評価は非常に高かったものの、そのロットでも一つだけ解決できない点がありました。それは、多くの方にとってまだ少し厚みがありすぎるという点です。
そこで第2弾の開発が始まりました。私は田中氏の梨地仕上げの素朴な風合いや、新たに薄く研ぎ直された銀三鋼の切れ味が気に入っていたため、その仕様を依頼しました。さらに薄い磨き仕上げのバージョン(参照リンク挿入)も併せて検討しました。社内でのテストを行った結果、やはり梨地仕上げが最も優れていると感じたため、一括発注に踏み切り、6月下旬頃から順次入荷が始まっています。今回の特別なコラボレーションにあたり、田中氏には通常の「誠貴作」の銘に加え、私の名前である「辰光」の漢字をブレードに刻印していただきました。これは通常品と比較して、品質管理および最終仕上げが優れていることを示すものです。最終仕上げが通常品よりも優れていることを示すものです。
以下に、新しい田中×初心 青二鋼シリーズのラインナップをご紹介します。
青二鋼芯材にステンレスクラッド、そして特徴的な梨地仕上げを採用
刃先裏側が極めて薄い
出荷前に研ぎ上げ済みで、開封後すぐに使用可能
K&Sアップグレード版FF:峰とあごを丸く面取り加工済み
様々なカスタムK&Sハンドルから選択可能
プレミアムK&Sハードウッド鞘を40米ドル(50豪ドル)以下で追加可能ストーリーを読む
よくあるご質問
田中一之とは誰か
田中一之刃物製作所の歴史
田中一之刃物製作所の使用鋼材
田中一之氏の刃物製作以外の趣味・関心
Knives and Stonesは田中一之氏に会ったことがありますか?
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